イラン直輸入ギャッベ専門店 ☆ Carre by Chouette! ☆ オリジナル布製品販売

ギャッベができるまで


ギャッベは広義の意味では同じペルシャ絨毯の仲間ですが、工程やデザインなど異なる点がいくつかあります。
より多くの方にギャッベの魅力を伝えるために、ギャッベの製造工程をご紹介したいと思います。

1.羊の毛を刈る

ギャッベを作っているカシュガイ族は遊牧民のため、春と秋に大移動を行います。その大移動が終わると男性たちが羊の毛を刈り取ります。慣れている人だと1頭約20分で刈り取れるそうです。ザクロス山脈で育つ羊は繊維が太く堅牢であるため絨毯に向いていると言われています。

2.糸を紡ぐ

刈り取った羊の毛をきれいにしたあと、女性たちが全て手作業で糸を紡ぎます。子供からお年寄りまで幅広い世代の女性が暇を見つける度に手紡ぎを行い、細くて丈夫な糸を紡いでいきます。細かくて根気のいる作業ですが、カシュガイ族の女性たちはみんなでおしゃべりをして楽しみながら手紡ぎを行っています。
* 現代ではその需要と遊牧民の定住化から紡績糸を用いる場合もあります。

ギャッベ

3.染める

草木染めの染料が入った鍋に紡いだ毛糸の束を入れ、緑や赤などに染めていきます。自然の原料を使う草木染めは色の微調整が難しいため、希望の色を出すためには熟練の技が必要です。
何度も繰返し染め重ね思い通りの色になるまで繰返し、美しく深みのある色に染めあげます。

ギャッベ ギャッベ

4.織る

地面に設置した水平の織り機を使って遊牧民女性がギャッベを織っていきます。完成するまで、どのようなデザインになるのか出来上がりのの図面は織り手の頭の中に、、、子供の頃から母の横で見習ったイメージから新しいデザインを作り上げるのです。

ギャッベ

5.毛焼きと洗い

織りの工程が完了したギャッベの裏面をバーナーで焼き、無駄な遊び毛を除去します。(毛焼きは別の方法ですが、衣料品でも行われます。)
天然の難燃性繊維ウール100%のため、火が燃え広がることはありません。そして、毛焼きが終わったギャッベは大量の水と専用*1の洗剤で毛並みに沿ってしごくように洗い、遊び毛と砂や埃をきれいに取り除きます。
* Chouette!のギャッベは防虫剤を含んだ洗剤で、表裏2回ずつ洗浄しています。

6. 乾燥とシャーリング(刈込み)

川原にギャッベを敷き、エネルギーいっぱいの太陽のもと天日干しで乾燥します。イランは雨の日が少なく乾燥した気候なので、厚みのあるギャッベでもしっかり乾かすことができます。その後、洗いによって乱れた毛を専用のバリカンのようなものでシャーリングをして完成です。

ギャッベ

7.縁かがりと装飾

仕上げは縁の処理です。縁にウールの糸を沿わせ絨毯に巻きかがっていきます。この時の巻き糸のカラーリングも独自の配色が組まれます。絨毯の色を使用したり、異配色をしたり2色から3色使用することもあります。裾はフリンジ加工にしたり、裾部分に柄を織って縫い処理をしたりして整えます。その他に四つ角や縁の中心にポンポンを付ける装飾などをデザインすることもあります。こういった仕上げも部分でも織り手のこだわりが感じられます。

ペルシャ絨毯は通販などで高級インテリアとして人気があります。ギャッベは、ペルシャ絨毯の中でも近年その素朴なデザインや織り手のストーリー性に魅せられた方が増えています。通販でギャッベを購入される場合は、Chouette!セレクトのギャッベを取扱う当店をご利用ください。豊富に取り揃えた、ざぶとんサイズやミニサイズは、ペット用におすすめです。